保険料 火災・地震保険

火災保険は入りすぎ?見直しポイントとおすすめの選び方

1. 火災保険とは?基本のおさらい

火災保険は、あなたの大切な住まいや家財を守るための保険です。

もし、火事が起きてしまったら…考えるだけでもゾッとしますよね。

火災だけでなく、落雷や台風などの自然災害によって住宅が損傷したときにも補償してくれる心強い存在です。
例えば、もし火災で住宅が全焼してしまった場合、その復旧費用は数百万円〜数千万円にもなることがあります。東京都内の一戸建て住宅なら、再建費用が2,000万円を超えることも。自力で全額用意するのはかなり厳しい…そんなときに頼りになるのが火災保険です。
ただし、火災保険にはたくさんのプランがあり、補償内容や保険料はそれぞれ違います。必要以上の補償が入っていると、毎月の保険料が高くなり、ムダなお金を払い続けることになります。逆に、必要な補償が不足していると、いざというときに困ってしまうことも…。

そこで、まずはどんな補償が必要なのかを理解し、ムダのないプランを選ぶことが大切なんです。
この記事では、ありがちな「入りすぎパターン」をわかりやすく解説しながら、あなたにピッタリの火災保険選びをサポートします!

2. ありがちな「入りすぎパターン」とそのデメリット

■パターン①:水災補償をつけてるけど、実は必要ない

火災保険は、入りっぱなしにしておくとムダが多い保険の代表格。
でも、正しく見直せば、保険料をしっかり抑えて、必要な補償はそのままキープできます。
まずは、保険証券を見て、今どんな内容に入っているかを確認。
それから、ハザードマップで自宅周辺のリスクをチェックし、必要な補償だけに絞る。
このステップを踏むだけで、ムダな保険料をカットできるんです。 最後に、複数社を比較して、一番自分に合ったプランを選ぶ。

これが火災保険を賢く選ぶコツです。

例えば、標高が高い地域や周囲に川がない住宅では、そもそも洪水や土砂崩れのリスクが低いケースが多いです。その場合、水災補償を外すことで、毎月の保険料がグッと安くなります。ハザードマップをチェックすることで、必要かどうか簡単に判断できます!

■パターン②:家財補償が過剰

家財補償は、家の中の家具や家電などを守る補償ですが、実際より多く設定してしまうと保険料が高くなります。必要な家財額を見直すことで、保険料を抑えられます。

■パターン③:保険期間が長すぎる

2022年の制度改正で最長5年までになった火災保険。こまめに見直したほうが得な場合もあります!

3. 火災保険の見直しチェックリスト(3ステップ)

【STEP1】まずは保険証券を確認!

  • 加入している火災保険会社
  • 補償内容(水災補償や家財補償がついているか)
  • 保険期間と更新タイミング

【STEP2】ハザードマップをチェック

自分の住んでいる地域のリスクを把握しましょう👇 国土交通省のハザードマップポータルサイトがおすすめ!

【STEP3】家財の必要額を計算

  • 家電・家具・衣類など、もし全損したらいくら必要?
  • 本当に家財補償が必要か?その金額は適正か?

4. 火災保険を選ぶ時のポイント

火災保険は一度契約してしまうと、そのまま自動更新してしまいがち。でも実は、補償内容や保険料は保険会社ごとに大きく違うため、見直すだけで年間1万円以上節約できることも! ここでは、そんな火災保険を選ぶときに役立つ3つのポイントを、具体例を交えながらご紹介します。

■ポイント①:比較サイトを活用しよう

火災保険は、補償内容や保険料が保険会社によって大きく異なります。手間をかけずに最適な保険を見つけるには、一括見積もりサイトや無料相談サービスを活用するのがオススメ!

  • 自分で探すのが面倒な人
  • 初めて火災保険を選ぶ人

そんな方は、以下のサービスが役立ちます👇

  • 保険スクエアbang!:複数の保険会社を一括で比較できる
  • 住宅保険の窓口:専門スタッフに無料相談できる

■ポイント②:免責金額(自己負担額)を確認する

保険金を受け取る際に、自分で負担する金額(免責金額)を設定できます。免責金額を高めに設定することで、保険料をグッと安く抑えることができるんです。 例えば…

  • 免責0円 → 毎月の保険料が高くなる
  • 免責5万円 → 保険料が年間5,000~1万円ほど安くなることも!

「ちょっとした修理費は自分で払える」という方は、免責を上げることで無駄な保険料をカットできます。

■ポイント③:複数の保険会社を比較する

必ず、3社以上で見積もりをとって比較しましょう! 例えば、同じ補償内容でも…

  • A社は年間35,000円
  • B社は年間28,000円
  • C社は年間22,000円

こんなふうに、数万円の差が出ることも珍しくありません。実際、筆者が火災保険を見直したときも、最初のプランから年間1万2,000円安くできた経験があります! 面倒に思うかもしれませんが、一括見積もりサイトを使えば5分で完了します◎

5. まとめ|ムダなく安心できる火災保険の選び方

火災保険は、入りっぱなしにしておくとムダが多い保険の代表格。でも、正しく見直せば、保険料をしっかり抑えて、必要な補償はそのままキープできます。 まずは、保険証券を見て、今どんな内容に入っているかを確認。それから、ハザードマップで自宅周辺のリスクをチェックし、必要な補償だけに絞る。このステップを踏むだけで、ムダな保険料をカットできるんです。 最後に、複数社を比較して、一番自分に合ったプランを選ぶ。これが火災保険を賢く選ぶコツです。 例えば、夫婦と子ども1人の3人家族で、

  • 水災補償を見直し
  • 家財補償を500万円から300万円に調整
  • 免責金額を5万円に設定

これだけで、年間の保険料が4万円→2万5,000円に下がったケースもあります。 浮いたお金で、子どもの習い事代や、家族旅行の積立にも充てられますよね。
ぜひ、あなたもこの機会に火災保険の見直しをしてみてくださいね!

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