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車選びの新基準:クルマが「動く蓄電池」になるV2Hって知ってる?

実はひそかに注目され始めているのが、クルマを使った新しい節電術なんです!

「え?クルマで節電?」

そう思われた方もいるかもしれません。
でも、これがもう「夢のような話」ではないんです!

電気代高騰の救世主となるか?!

クルマが「動く蓄電池」になるV2Hって知ってますか。


目次


クルマの電気を家で使う? V2Hって何?!

「クルマに貯めた電気を家で使えたら…」

もしそれができたら、電気代をぐっと抑えられそうですよね。実は、もうその技術は実現していて、それが「V2H(Vehicle to Home)」という仕組みなんです。

「V2Hって言われても、一体何のこと?」

ごもっともです!簡単に言うと、V2Hは

“EV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)を、家の電気の供給源として使う”

という考え方なんです。

イメージしてみてください。クルマに貯めた電気を、必要なときに家へ送ることで、冷蔵庫や照明、テレビ、スマホの充電などが、なんと「クルマの電力」でまかなえるようになるんですよ!

特別な操作は必要ありません。専用のV2H機器(パワーコンディショナ)を通じて、EVと家を接続するだけ。技術的にはとっても高度なんですが、私たち使う側としては「つなぐだけ」という感覚に近いんです。意外とシンプルでしょ?


災害時にも大活躍!「走る蓄電池」が家族を守る

V2Hのすごいところは、電気代の節約だけではありません。実はこれ、災害時のライフライン確保にも、ものすごく役立つんです!

実際に停電を経験したご家庭では、こんな声も聞かれます。

  • 「日産リーフ1台で2日間乗り切れた!」
  • 「電子レンジが使えて、避難せずに済んだ!」

走るだけでなく、電気を「貯めて使える」存在になったクルマ。これって、もう未来の話ではなく、「いま、現実に選べる選択肢」なんですよね。いざという時に、クルマが家族を守ってくれる。こんな安心感、他にはないですよね。


「導入費が高いんじゃ…」という心配、わかります!

ここまで聞いて、「でも、導入するのにすごくお金がかかるんでしょ…?」と、心配になった方もいるかもしれません。
正直なところ、クルマもV2H機器もタダではありません。

でも、そこで登場するのが「補助金制度」という、私たちの頼れる味方なんです!

たとえば、国の補助金(CEV補助金)では、V2Hの導入に対してこんな支援があります。

項目補助金(最大額)
V2H機器本体50万円
設置工事費15万円
EV/PHEV車両90万円

さらに、もし東京都にお住まいなら、V2H機器に最大75万円の補助が加算されるんです!国と併用すれば、実質タダに近い価格でV2Hを導入できる可能性もあるんですよ。

これは本当に知らないと損です!本気で。


V2Hに対応しているクルマって、どんなのがあるの?

「じゃあ、V2Hに対応しているクルマって、どんな車種があるんだろう?」

気になりますよね!意外に選択肢は広がってきているんですよ。代表的な車種をいくつかご紹介しますね。

車種特徴価格帯(目安)
日産リーフ国産EVの代表格。実績豊富で安心して使える。約330万~450万円
三菱アウトランダーPHEVエンジンと電気の両方を備え、長距離も安心。災害時にもタフ。約460万〜590万円
日産サクラ軽EVでコンパクト。V2H簡易対応モデルもあり、小さな家にも◎。約250万〜300万円前後
日産アリアプレミアム志向。大容量バッテリーでV2Hにも頼れる一台。約620万〜800万円

結局、V2Hって「お得」なの?リアルなシミュレーション!

一番気になるのは、やっぱり「本当にV2Hって経済的にメリットがあるの?」という点ですよね。

あるご家庭の例で、V2Hを導入した場合のシミュレーションをしてみましょう👇

  • 月の電気代: 12,000円 → V2H活用で 7,000円▲5,000円/月
  • 月のガソリン代: 10,000円 → EVで充電なら 2,000円▲8,000円/月

なんと!これらを合わせると、合計で13,000円の節約/月になるんです!年間で計算すると、約15.6万円もお得に。この差額は、5~6年乗ればクルマの車体価格の差額すら埋められるレベルですよ。

電気を「買う」だけでなく、「うまく使いまわす」ことで、暮らしはこんなにも変わるんです。


補助金は今がチャンス!

「初期投資が高く見えたけど、こう考えると『アリかも?』って思えてきた…」

そう思われたら、もうV2Hはあなたの生活の選択肢に入ってきていますね!

しかも、補助金は1回きりではありません。毎年のように国や自治体が新しい補助金制度をリリースしていて、特に「V2H+EV」のセットで導入する際には、今が最も恩恵を受けられるタイミングです。

東京都・神奈川県・名古屋市・札幌市など、V2H機器の補助金を出している自治体も全国にたくさんあります。

場所によっては、100万円以上の支援を受けられることもあるんですよ!ぜひ、お住まいの自治体の補助金情報を調べてみてくださいね。


クルマは、もう「移動の道具」だけじゃない。

「車は移動の道具」という常識、そろそろアップデートされるかもしれませんね。

いまのクルマは、ただ走るだけじゃないんです。家の電気もまかなって、家族を守って、さらにはおサイフまで助けてくれる「頼れる相棒」になってくれるんです。

  • “次の車選び”を考えるとき
  • “マイホーム”をどう設計するか考えるとき
  • “災害への備え”を考えるとき

ふとこのV2Hという選択肢が頭をよぎるようになったら、それはきっと、これからのあなたの生活をより豊かにするヒントになるはずですよ。

さらに!
太陽光発電を設置されてるご家庭には耳寄りな話も!
詳しくは次回お話ししますね。

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