
ムダなく“賢く”進めるための具体的な節約術を詳しくご紹介します。
DIYでできる小ワザから補助金や税制優遇の活用法まで、“やって損なし”の情報をギュッと詰め込みました。
目次
1. キッチンリフォームでの節約術
費用相場
- フルリフォーム:100万~150万円
- 部分リフォーム:30万~70万円
節約ポイント
- 部分リフォームを優先
既存キャビネットの骨組みがしっかりしているなら、扉やカウンターだけを交換。
全交換に比べて40~60%のコスト削減が可能。例:天板を人工大理石に変更して約15万円でグレード感アップ。 - パネル素材の長期コストを見極める
ホーローパネルは初期投資が高めですが、汚れにくくメンテナンスがラク。
10年後までの掃除コストと耐久性をトータルで考えると、数万円お得になる場合あり。 - DIYでできる作業を取り入れる
壁紙張替えや水栓交換などは初心者でも挑戦しやすく、工賃分で数万円節約。
作業手順の動画や道具レンタルを活用しましょう。 - 補助金・減税制度を活用
省エネ性能の高いIHクッキングヒーターや食洗機導入で、
「こどもエコすまい支援事業」や固定資産税軽減の対象になる場合あり。
工事前に自治体窓口で確認を。
2. バスルームリフォームでの節約術
費用相場
- フルリフォーム:80万~120万円
- 部分リフォーム:20万~50万円
節約ポイント
- 浴槽の再生工法
FRP浴槽をコーティング材で再生すれば、新品交換の約1/3の費用でOK。
見た目・使用感はほぼ新品同様です。 - タイル・床材は国産規格品
規格サイズ品は職人のカット手間が減り、人件費を約10%圧縮。
サンプルを取り寄せて必ず手触りを確認しましょう。 - 設備投資で光熱費を抑制
浴室乾燥暖房機や節水シャワーは、
年間1~2万円ほどの光熱費削減が期待できる長期的メリットあり。 - 外壁工事と同時施工で足場コスト共有
ユニットバス導入を外壁塗装と同時期に行うと、
足場代を共用できて5万~10万円削減可能。
3. リビング/ダイニングリフォームの節約術
費用相場
- フルリフォーム:40万~80万円
- 部分リフォーム:10万~30万円
節約ポイント
- 部分張替え+全体リペイント
傷んだフローリングのみ張替え、
全体をウレタン塗装で統一すると約10万円で新品同様の統一感。 - アクセント壁のみペイント
全面張替えをせず、一面だけ塗装。
塗料・養生費で5万円以下に抑えつつデザイン性UP。 - 後付け床暖房パネル
電気式薄型パネルなら工期1日。
冬場の暖房費を年間1~1.5万円節約できるケースあり。
4. 外壁リフォームの節約術
費用相場
- フルリフォーム:50万~150万円
- 部分リフォーム:10万~50万円
節約ポイント
- クラック補修+トップコートのみ
高圧洗浄後にひび割れ補修&トップコートだけで、
全面足場不要。20~30万円削減可能。 - 高耐久塗料で長期サイクル化
初期費用は高めでも再塗装サイクルが10年→15年に延び、
長期的にコストを抑制。 - DIY塗装は限定エリアで
軒天や破風板など手が届きやすい部分に限定すれば、
安全に5万~10万円節約。
5. トイレリフォームでの節約術
費用相場
- フルリフォーム:50万~80万円
- 部分リフォーム:10万~30万円
節約ポイント
- 既存便器の再生コーティング
表面再塗装で8万~15万円に抑えつつ、
廃材処分費も削減。 - 便座のみ最新ウォシュレットへ交換
節水・省エネ型便座を3万~6万円で導入し、
年間水道代を約5千円節約。 - アクセントクロスはDIYで貼り分け
一面だけ張り替え、材料費数千円+施工費カット。 - 人感センサーライト+LED化
電球+工賃込みで2万~4万円。
年間1千円ほどの電気代カットに貢献。
6. さらに節約するための共通工夫
- 資材選びで節約
合成石材や機能性化粧シートは天然素材より30~50%安価。
ショールームで質感を確認。 - 施工方法を工夫
「カバー工法」や「重ね貼り」で解体・廃材費を20~30%削減。 - 複数業者で相見積もり
価格だけでなく、保証年数・アフターサポートも比較。 - オフシーズンを狙う
梅雨・真冬・年度末明けは工事費5~10%OFFの交渉余地あり。
まとめ
リフォーム費用は大きな投資ですが、ポイントを押さえれば大幅に節約できます。
部分リフォームやDIY、資材・施工方法の最適化、複数業者比較、
補助金・税制優遇の活用で、無理なく理想の住まいを実現しましょう。
最終的な満足度は「どの業者に頼むか」で大きく変わります。
このあとも、信頼できる業者の探し方や、最新の補助金情報など、解説していきますね。